2004年 06月 16日
国旗と国歌について、私はそれほど大層に考えていない。 祝日の国旗掲揚は自然だし、式典で国旗を掲げ国歌斉唱するのも当然のことだと思っている。 もし、よその国に行って、その国の国旗が掲げられていたら敬意を表するし、式典で国歌が流れていれば起立脱帽し静粛に聴く。 当たり前の話だ。 自分の国のコトのように相手の国のコトも思う。 その表明だと思う。 たとえ、それが敵対国であったとしても、その国の国旗と国歌に対しては儀礼として敬意を表する。 ほとんど挨拶のようなものだろう。 強制するとかしないとか、そういうコトが問題になっているけど、少なくとも公式な場や国の関係する施設やイベントでは儀礼として国旗掲揚と国歌斉唱をするのは自然な流れだと思う。 たしかに強制などと聞けば嫌だけど、こんなの国から言われるまでもなく挨拶のようにやればいいだけの話だと思う。 知ってる人に会ったら挨拶をする。 公式の場で国に敬意を表明する。 私の感覚としては、それほど違いはない。 その考えに立つと、挨拶がコミュニケーションの基本なのと同じように国旗国歌への敬意表明は他国の人と付き合う際の最低限のマナーだと言える。 また、国旗はその国の顔のようなものだから、粗末に扱えないし扱ってはならない。 近隣諸国では、何か問題が起こる度に首相に似せた人形などと一緒に日の丸が焼かれたりするが、あれほど失礼な話はない。 時代が時代なら、戦争に発展しかねない話だ。 国情もあるだろうけど、政治的メッセージとして意図的にやっているとしか思えない。 それと、国旗と国歌にいわくがあるから別のモノにしよう、などと言う意見には納得できない。 気に入らないから付け替える、それで済む話だろうか。 そんなコトしてたら、ずっとこれの繰り返しですよ。 言われたから替えます、じゃダメでしょう。 ガキの使いじゃないんだから。 どうして訴えているのか、その意図を考えないと。 いわば、因縁つけられたけど面倒なコトになるのが嫌だからとりあえずお金で解決しました、という構図に似ている。 どうして因縁をつけてきたのかを考えないと。 暗い過去があったにせよ、それもひっくるめて自国の歴史でしょう。 なのに、事実を隠蔽するかのように別の新しいモノに替えたからといって歴史は変わりませんよ。 企業の隠蔽体質がどうとか言うんだったら、私たちだって歴史をちゃんと見つめましょうよ。 良くも悪くも、自分の国の歴史なんだから。 その国を象徴する国旗と国歌を当の国民が大事にしないと、本当に国がバラバラになって終いには無くなってしまいますよ。 反日活動家はそれを狙ってるんでしょうけど。
by k_milliard
| 2004-06-16 14:37
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