2006年 06月 01日
かみ合わせの異常「おしゃぶりが原因」 母親らがメーカー提訴(産経新聞) --- 記事引用開始 --- おしゃぶりが原因でかみ合わせが悪くなったのはメーカーの責任として、横浜市の女児(6) と母親(40)が31日、ベビー用品販売会社「コンビ」(東京都)に約1000万円の損害 賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。 訴えによると、女児は生後2カ月ごろから、おしゃぶりを使い始めたが、徐々にかみ合わせ の異常が見られるようになり、16年2月に歯科医から「おしゃぶりが原因」と診断された。 女児がおしゃぶりの使用をやめたところ、かみ合わせはほぼ改善されたが、現在も発音に影響 があるという。 おしゃぶりの使用をめぐっては、小児歯科などの学会で、かみ合わせに悪影響があるとする 提言がされているという。原告側は「おしゃぶりがかみ合わせに悪影響を与えていることは 明らかで、メーカーは製造物責任を負う」と主張している。 コンビ社は「現在、事実確認中でコメントは控えたい」としている。 --- 記事引用終了 --- 聞いた話では、訴えの対象になっていると思われる商品の説明書きには、「おしゃぶりを長期間使用するのは、かみ合わせに良い」ということが書かれていたらしいです。 ただし、その記述は最近改められたそうですが。 この母親が何を根拠におしゃぶりをずっと使わせていたのか知りませんが、私が疑問に思うのは、自分の子供のかみ合わせの異変に気付いた時点で、どうしておしゃぶりの使用を止めなかったのでしょうか? 誰か偉い先生の学説を信じ続けていたからなのか、そういうアドバイスをする人が身近にいたからなのか。 私も一児の父親として思うのですが、自分の子供の体調に異変があれば、その原因を探ろうと色々考えようとするものです。 その思いは、父親よりも母親の方がずっと強いです。 私の妻も、いろんな育児書を読みあさったり、市の制度を利用して育児関係の集いに出掛けて行ったりして、頭が下がる思いでいっぱいです。 娘にちょっとした異変があれば、妻はその都度私に相談してくれるので、私も妻ほどではないにしても一応娘の体調を把握しているつもりです。 おしゃぶりに関して言えば、娘が嫌がったこともあり、ほとんど使用してません。 予定では離乳食を食べられるようになる頃までは使おうと思っていたので、せっかく買ったおしゃぶり関連グッズが無駄になってしまいました。 このニュースからだけでは、この親子の父親の存在が見えてこないのですが、父親あるいは近い身内など、この母親に適切なアドバイスを与えてあげられる人がいなかったんじゃないでしょうか。 たしかに、その商品の説明書きが間違っていたか不十分なものだったかもしれない。 そうであれば、メーカー側の責任というものが問われるのが妥当かもしれません。 しかしそれとは別に、いかなる仕方の無い理由があるにせよ、親の育児責任というか、幼い子供の健やかな成長を見守ってやるのは親の仕事なわけで、こういうことになる前になんとかならなかったのかなぁ、と思いました。
by k_milliard
| 2006-06-01 11:57
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