2005年 10月 25日
奥田経団連会長、訪中 極秘会談は中国の要請(産経新聞) --- 記事引用開始 --- 【北京=伊藤正】奥田碩会長ら日本経団連首脳が九月三十日、北京で胡錦濤中国国家 主席と会談した事実が秘密にされたのは、中国側の要請だったことが二十四日明らかにな った。中国側の真意は不明だが、小泉純一郎首相の靖国神社参拝が近いとの観測が流れ ていたことも原因とみられる。しかし、会談で秘密にすべき内容はなく、中国内部の主導権 争いとの見方も出ている。 別の日中関係筋は、薄煕来商務相のスタンドプレーと推測する。日中経済協会の代表団 は民間機構の中国国際貿易促進委員会の招待だが、経団連首脳は商務省の招待で訪中 した。薄氏が「胡主席との会談は、私ならセットできますよ」と誇示した、というわけだ。 会談前月の八月、韓国や台湾などの対中投資は減少したが、日本は増勢を維持するな ど胡錦濤政権にとって日中経済関係は重みを増している。中国メディアも排除した私的な会 談とし、商務省が日本財界首脳との関係密接化を図ったとの見方は少なくない。 --- 記事引用終了 --- いろいろ日本に高圧的に出てきたところで、今の中国にとって日本は必要不可欠なんですよ。 経済の成長を維持し北京オリンピックを成功させるためには、日本の投資や技術力が欠かせないんでしょう。 それに加えて、この記事でも考察されているように、中共内部の権力争いに日本が利用されているんだと思います。 「反日」を国内のガス抜きに利用していた時代は終わりつつありますが、報道されにくい形で上手く日本を利用してやろうとする幹部がこれからも出てくるんじゃないでしょうか。 反日といえば、小泉首相が靖国参拝の際に近隣諸国への配慮を示した態度をとってたけど、実際は中国の足元を見てジワジワと仕掛けているのかもしれませんね。 あぁ、なんか小泉シンパみたいなモノの言い方になってるぞ。(笑 駆け引きのカードとして靖国神社を利用することに私は反対なんですが、もし、もし本当に小泉首相が中国の体制を揺さぶることをプレイヤーとして計算した上で靖国参拝を続けているのだとしたら、本当に冷血な人だなぁと思う。 まぁ、中国が崩壊するのは間違いないでしょうが、実際に崩壊したら日本への影響も大きいでしょうねぇ。 だからこそ、奥田会長以下経済界トップが前のめりに「大陸詣で」している現状を危惧するわけです。 中共幹部にお呼びがかかったから行くのは仕方ないとして、中国がダメになった場合を想定して他にも手を打ってるんならいいけど、どうだろ。 奥田会長は本気でこの先ずっと中国経済が成長していくと見込んでるのかな? 中国の経済がガタガタになって日本の企業がダメージを受けた時、こういう人たちってどうするんだろう。 「認識が甘かった」では済まないと思うんですが・・・
by k_milliard
| 2005-10-25 11:02
| ニュース
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2017年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 2004年 03月 最新のトラックバック
フォロー中のブログ
リンク
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||