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2005年 09月 21日 ( 1 )


2005年 09月 21日

現場の教師が消したい歴史

昨日は、NHKの「クローズアップ現代」とTBS・News23の「姜尚中と歩く消えた街消えた歴史」を観ました。

「クローズアップ現代」の方は、教科書の採択に関心のある私としては見逃せなかったです。
内容としては薄く、大いに不満の残る内容でしたね。
採択の問題点を挙げるのであれば、杉並区だけでなく採択の実際の現場で行われてきた妨害活動やその背後で暗躍している「何か」の存在にまで話を言及しない限り、本当のコトは見えてこないと思います。
番組では、「授業で使う教科書は現場の教師の意見を尊重すべき」という意見が何度も見受けられましたが、まずその現場の教師に思想的偏りがあったらどうするんですか。
たしかに、現場の教師の使い易さというのは採択する際に考慮すべきことの一つだけど、それが全てじゃないですから。
公立学校では、まず第一に学習指導要領に沿った教育が行われるべきだと思いますが、それに反して「君が代・日の丸を強制するな」と訴えるような教師がいる中で、現場の教師に依存し過ぎることの問題点をもっと指摘すべきでしょう。
「現在の採択システムがベストとは言えないがベターである」という意見がありましたが、たしかにそうです。
少なくとも、話し合いで協議を重ね最終的に委員の多数決で決するやり方は民主的であり、その方法なり決定を力で曲げようとしている人達がいる、そのことこそ大きく取り上げるべきです。
そういう意味で、まだまだNHK、マスコミは甘いですね。


そして、姜尚中・・・いや、News23。w
皆さん、姜さんのあのソフトな語り口に騙されてはいけませんよ。
で、このコーナーのタイトルにある「消えた街消えた歴史」ってのがそもそも印象操作でしょ。
これではまるで、日本が意図的に朝鮮人の住みかや歴史を抹殺したかのように思ってしまうじゃないですか。
戦後60年間の街の移り変わりをこんな風に言ってたら、こんな街全国にどんだけあるのかって話ですよ。
昔、炭鉱で栄えていた街とか、繊維工業で栄えていた街とか、別に朝鮮人に限らずこんな話は探せばあちこちにあるでしょう。
たしかに、そこに朝鮮人特有のエピソードはあるとは思うけど、小泉首相的に言わせてもらえれば「戦後もいろいろ、朝鮮人もいろいろ」でしょうが。

で、私が一番気になったのは、街にいた人々の半数が帰国事業で「地上の楽園」北朝鮮に帰って行った、という部分。
ここ、「時代の流れに巻き込まれた可哀想な朝鮮人」というのが根底に流れているような気がしたんですけど、ここを強調するのなら、日本が戦争に負けた直後に故郷に帰る機会があったのに、そこを「あえて」日本に留まった、つまり「自発的」に日本で暮らすことを選んだ、ということを言わないとフェアじゃないです。
だって、戦後のある期間、朝鮮人は交通費免除で半島に帰れたんですから、それで帰らなかったというのは自己責任であって、それを歴史がどうとか日本政府の責任とかいうのは違いますから。
当時なら北朝鮮も無かったんだし。
そして、残った人の中には企業の土地に住み着いた人もいた、と。
やがて土地から離れて行った人もいれば、ウトロ地区のように消えなかった街もある、と。
どうせなら、姜さん、次はウトロ地区で取材してみたらどうかな?
もちろん、ちゃんと取材して、なぜウトロ地区は残っていて何が問題なのかを明らかにしてもらいたいですね。
タイトルは、「姜尚中と歩く消えない街消せない歴史」でどうですか?
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by k_milliard | 2005-09-21 10:55 | 寸評