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2004年 09月 27日 ( 1 )


2004年 09月 27日

交渉し易い日本人

93年3月以降も生存 横田さん情報、北が訂正 日朝協議(Sankei Web)

交渉にあたっている斎木審議官はよくやっていると思います。
北朝鮮を相手に話し合いだけで解決しようとするなら、担当者としてはこれが限界でしょう。
足らないのは、政府を含めて日本の世論の「拉致を絶対に許さない」という強固な意思表示ではないでしょうか。

ニュース映像で、交渉相手の宋副局長が話している様子を見て思ったのが、北朝鮮の交渉術についてです。
交渉というか外交折衝に関して、北朝鮮及び韓国の方が数段上なのは間違いないでしょう。
日本と比べたら、プロとアマくらいの差があったのではないでしょうか。
典型的な例であげたいのは、かつての訪朝団や拉致議連です。
このへんの話は蓮池透さんの著書「奪還」でも触れられています。
拉致問題について話し合うために日本から拉致議連の議員が北朝鮮を訪問した際、帰国後にどういうわけか議員の口から拉致事件そのものが無かったかのような発言をするようになっているんです。
ミイラとりがミイラになったような、家族会からすれば信じられないような態度の変貌ぶり。
また、もっと昔、訪朝団として北朝鮮に行った自民党の議員なども、すっかり向こうに取り込まれてしまっている。

私がよく知る朝鮮人のタイプは気性の激しい「武闘派」タイプですが、一見人の良さそうな顔をしていて誠実な雰囲気の「穏健派」タイプもいます。
今回の宋副局長もこのタイプに入るかもしれないですが、少し前にTVに出演していた朝鮮総連の幹部が典型的でした。
このタイプは、一応相手の主張を聞くように振る舞い、
「誠実に対応する。その代わりこれ以上のことは言わないで欲しい。」
という接し方をしていると思います。
特に、宴会のような場で酒でも飲みながら、あたかもお互い腹を割って話しをしているような雰囲気に持ち込み、親しい友人のような関係にしてしまう。
おそらく、このような形でかつての訪朝団や拉致議連は北朝鮮に懐柔されてしまったのだろう、と思えます。
交渉テクのひとつになるだろうけど、このように交渉相手と一気に間合いを詰め、旧知の親友のような関係を築いてしまう。
そうすると、よほど強固な意志を持つ日本人でない限り、つい相手を信じてしまう。
武力行使はしない、経済制裁もしない、話し合いだけで解決したい、と分かっている日本人との交渉であれば、この手の対応だけで十分時間稼ぎが出来てしまうのではないでしょうか。
だから、人権と平和が第一で戦争絶対反対と訴えているようなタイプの人なんか、あっちから見たら一番交渉し易いんだと思います。

余談ですが、小泉首相の1回目の訪朝の後、会談のニュース映像を見た関西のあるタレント(デコの狭い落語家)が自らの番組内で、金正日のコトを「話の分かる人やん。酒でも飲んで腹割って話ししようや。」みたいなコトを言っていたのを今でも覚えています。
映像だけなのに、すっかりヤラれてしまってました。
騙されてしまう日本人、多いんだろうな、と思いましたよ。

あるトキには強硬な発言をしたり圧力をかけつつ、現場の交渉相手を骨抜きにしてしまう。
硬軟を使い分けて常に優位な状況を作っているのが北朝鮮・韓国だと思います。
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by k_milliard | 2004-09-27 11:10 | 拉致事件関連 | Trackback | Comments(2)