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2004年 08月 22日

危機管理の意識はあるのだろうか

中国、食糧輸入国転落も

このニュース、結構深刻な問題だと思います。
食糧生産の低下と食糧消費の拡大が主要原因のようですが、問題は発展途上国に供給される穀物がこれによって不足し大規模な飢餓が起きてしまうかもしれない、というコトです。
この影響は日本にも及んでくるんじゃないでしょうか?
やはり、重要国策として食糧自給率の上昇をもっと議論すべきだと思います。
食糧とエネルギーの確保、これは国を支える基盤なので、私たちもちゃんと考えていく必要があると思います。

ところで、この「FujiSankei Business i.」ですが、創刊当初から「中国経済」をウリの一つにしています。
たしかに、近年日本の企業がこぞって大陸に進出している実情に合わせた内容でしょう。
ただ私が気になるのは、メディアが扇動しているかのような大陸に対する今の機運です。
かつて、移民を奨励したり大陸内部(満州)への移住を奨励したり、そういう内から外に関心を寄せていた時期が日本には何度もあったと思います。
また、ちょっと内容は異なりますが、北朝鮮への在日朝鮮人の帰還運動も、北朝鮮の言い分をメディアが無批判に垂れ流して促進していたこともありました。
その結果、現地に行った人が聞かされていた話と違って苦労したとか、満州に渡った人なんて敗戦で置いてけぼりにされて悲惨な目に合ったりしてるじゃないですか。
つまり、国およびメディアがこぞって外部にヒトやモノの流れを奨励する動きって、非常に危ういモノを私は感じるんですよ。
理屈がどうとかいうよりも、過去の経験則から考えて、こういうのって少し冷静に考えたほうがいいんじゃないか、と。

今の日本って、食糧も工業製品もかなりの部分で支那に依存していると思うんですよ。
極端な想像を膨らませると、もし近い将来支那で異変が起きたとしましょう。
政変・クーデターでもいいし、内乱でもいい。
そうなったトキ、日本の財産は守られるんでしょうか?
財産とは、人・物・技術、全てです。
場合によっては、現地資産が凍結されてそのまま没収ってコトにもなりかねない。
北京オリンピックを控えた支那で、まずあり得ないとは思いますけど、日本の危機管理を考えた場合、常に可能性は考慮して対処方法も用意しておくべきだと思うんです。
今の政府だったら、何も出来ずに右往左往してただ時間だけが過ぎていく、みたいな状況って容易に想像できてしまうじゃないですか。
それが嫌なんですよ。

日本の外に人・物・技術が出ていくんなら、出しっぱなしじゃなくて、そのアフターのコトまで考えて欲しい。
政府と企業、および現地に行く人には、日本の危機管理の問題として捉えて頂きたい、と思います。
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by k_milliard | 2004-08-22 13:30 | 寸評
2004年 08月 22日

長嶋代理:中畑ジャパン

野球の日本代表の予選は、対キューバ・オーストラリア・カナダ・台湾戦を観ました。
観たと言っても、他の競技と交互にですが。

特に台湾戦は、劣勢からの逆転サヨナラだったので、見ごたえがありました。
日本代表は負けられない状況の中で、緊迫感のある展開でした。
今回はオールプロ選手ということですが、優勝するために、当然「勝ち」にこだわった試合をしています。
つまり、シーズン戦では観客・ファンに魅せる野球を意識しながら優勝を目指しているのとは、試合内容の質が異なっています。
オリンピックでは、観客・ファンの視線は二の次で、勝つことが第一義になっています。
であるにも関わらず、この台湾戦などは、すごくスリリングで楽しめました。
ホームランバッターの中村選手が犠牲バントをキッチリ決めてガッツポーズをしたり、高橋選手がホームランを打ってシーズンでは見せないような喜び方をしたり、又、最後の犠牲フライからのタッチアップではホームにヘッドスライディングをしたり。
彼らは今、高校球児が甲子園で必死になって試合をしているのと同質の情熱を抱きながら試合をしていると思います。

勝つコトにこだわった試合って面白い。
そんな基本的なコトに気づかされている、オリンピックの野球です。
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by k_milliard | 2004-08-22 11:26 | 寸評