んなアホな!

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2004年 05月 13日 ( 1 )


2004年 05月 13日

直感に素直になる

当時はなんとも思ってなかったけど、今思い返すと怖い話だったな、というコトがある。

私が小学生のトキ、当時住んでいた住宅の裏には小川があった。
夏にはよく入って遊んだし、上流や下流に行って探検のようなコトもしていた。
その小川を挟んだ向かいには、工場があった。
それほど大きな工場ではなかったけど、たしか電鉄関係の工場だったと思う。
その工場は、時々白い廃液を小川に排出していた。
そうすると、水深の浅い小川が白く濁ってしまい、なんだか嫌だなぁと思っていた。
しかし、当時はたいして気にするコトもなく過ごしていた。
1度だけ、その小川で捕った魚を家族で食べたコトがあった。
当時はなんとも思ってなかったけど、かなり危ないコトだったのかもしれない。

話は変わって私が中学生のトキ、通っていた中学校には焼却炉があった。
どこの学校にもあるような平凡な焼却炉で、掃除の時間になると各クラスからゴミが集められて全てそこで燃やされていた。
ゴミ当番になったりすると、ゴミを捨てに行くついでにその焼却炉の近くで遊んだりしていた。
すると、ゴミだから当たり前のように思っていたけど、時々真っ黒な煙とともにクサ~い嫌な匂いが漂うコトもあった。
たぶんプラスチックかなにかが燃えていたんだと思う。
でも、当時は黒い煙を吸っても気にしないで遊んでいた。
これも、今考えると危ないコトをしていたのかもしれない。

公害というと、私は小学校高学年の頃に学んだのを覚えている。
中学1年のトキには、文化祭のテーマに公害を選んで、近辺の川の水質調査もどきをしたコトもあった。
だから、決して公害に関して無知だったワケではない。
しかし、先ほど挙げた実体験のように、ある意味無防備で、運が悪かったら体を悪くしていたかもしれない状況があった。
まさか自分が、という油断もあったと思うし、今でもそれは言えるかもしれない。

過去に起きた事例を知っていたり、ある程度公害として認知されている事例であれば、対処もできる。
幹線道路沿いを歩いたとして、排気ガスが体に悪いと知っていたら、できるだけ避けて歩くかもしれない。
あるいは、いっそのコト空気の澄んだ田舎に引っ越す人がいるかもしれない。

認知できる害に対しては、ある程度対処も可能だろうが、まだ害として認知されていないモノにはどう対処したらいいのだろうか?
私の経験上ひとつ言えるコトは、自分の直感を信じ、うやむやにしないというコトだ。
最初の小川の廃液にしても焼却炉の黒い煙にしても、どちらも「なんだか嫌だなぁ」と思いながらも普通に過ごしていた。
あそこで、自分の思いをうやむやにせず、嫌だと思った場所から離れてみるとか、ちょっとしたコトだけどなんらかの対処はできたと思う。
また、あの白い廃液はなんだろうとか、何が燃えたら黒い煙が出るのだろうとか、問題意識をもって調べておけばよかった。

そういう私達の身の回りのちょっとしたトコロに、公害というとオーバーかもしれないけど、問題の種がひそんでいるかもしれない。
大きな問題になる前に、自分の直感に素直になるのが、公害に対する有効な身の守り方の一つだと思う。
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by k_milliard | 2004-05-13 17:22 | 寸評 | Trackback | Comments(0)