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2004年 03月 31日

便利なコトはいいコト?

あらゆるコトが便利になっていく世の中で生きていると、時にはその便利さが人間をダメにするコトもあるな、と最近思うようになってきた。

私は便利なコトの全てを否定するものではないが、それを利用する我々の心構えとして「今、自分にとってこれは本当に必要なコトなのか?」という問いかけが無いまま、時代がドンドン進んでいるように思う。

今の時代を象徴する便利なモノとして携帯電話がある。
恐ろしく便利である。
通話だけでなく静止画や動画が撮れて、TVも観られるようになってきた。
その反面、公共の場でのマナーが問題にもなっている。
だが、私が問題にしているのは使い方のコトではなく、使う本人の意識なのだ。

あなたのその携帯電話は便利だから使っているのか、
それとも必要だから使っているのか?

どっちなんだろう?
便利で必要なモノ、という答えが多いかもしれない。
だが、ここで立ち止まって考えてみたい。

それは本当に便利なのか?
便利ならなんでもいいのか?
そもそも便利ってなんだ?

なにかに迷ったトキに、「こっちのほうが便利ですよ」と言われると、ヘタするとそれだけで決めてしまいかねない。
なんだか便利という言葉に隠されてしまったモノが見えなくなりそうで、それが怖いのだ。

別の言い方をしたら、便利が一番という考え方をあえて便利至上主義と呼んだトキに、いつも便利至上主義でいるとそれを逆手に取られて思想が誘導されてしまうんじゃないか、というコトを私は危惧しているのである。

世の中が便利になるコトはいいコトだけど、あえて不便を選ぶ目も常に持ち続けていたい、と私は思う。
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by k_milliard | 2004-03-31 12:08 | 寸評