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2004年 03月 29日

「新撰組!」擁護論

NHK大河ドラマ「新撰組!」について様々な論評が成されているようですが、その多くは批判みたいですね。
なんだか、そこまで言われるのなら逆に擁護したくなった。

私が時代劇に求めていることのひとつに、「時代考証に忠実な演出」というのがある。
身なり・言葉遣い・状況設定、全てにおいて出来るだけ当時を「再現」したような演出がされたドラマを私は観たい。
しかし、その点において今回の「新撰組!」に限らず元々NHKの大河ドラマには無理があるのではないか。
自分なりの大河ドラマの定義は、その時代の話を通して普遍的な価値観のようなものを観せる、ものだと思っている。
史実から大きく逸脱したものならともかく、許される範囲で何かを表現しようとしている、と思う。
だから、毎年大河ドラマが始まるときには一応チェックしても、自分の好みに合わないことの方が多いので、最後まで観るかというと観ないことの方が多かった。

そんな私だが、今年の大河ドラマは継続して観ているほうだ。
理由は、大河とは先ほど述べたようなものだと割り切っているのと、これだけの批判を受けて三谷さんがどのような話にしようとしているのか興味があるからだ。
たしかに、史実と照らし合わせたときに無茶なエピソードを創作しているのかもしれないが、これは大河なんだから。
今回の大河で三谷さんは、幕末の混乱期に活躍した新撰組を通じて若者の青春群像を描きたいのだと思う。
だから、主役は香取くんを選んだと思う。
いや、香取くんのことに関しては言いたいことがいくつかあるけど、三谷さんが意図して選んだのだから最後まで黙って観てようと思う。

と、あまりにバッシングが強いので、好きでも嫌いでもない大河ドラマを擁護してみた。
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by k_milliard | 2004-03-29 12:00 | テレビ