2004年 08月 30日

諦めない精神

【マラソン】デリマ妨害男は“前科”ある元司祭

いつかはこんなコトが起きるんじゃないか、と思っていたコトが、よりにもよってオリンピックで起こってしまいました。

マラソンでは市街地を走るコースは珍しくないので警備が難しく、アクシデントの発生しやすい競技だと思います。
そして、国際試合ともなるとテロで狙われる危険性も高くなる。
当初から警備の甘さが指摘されていたこの大会で、テロではないにしてもこのような汚点を残してしまったのは残念です。

私がマラソン中継を観戦していていつも嫌だなぁと思うのは、沿道で応援する人の中に紛れて、競技とは関係なく目立とうとする人の存在です。
自転車で走者と並走したり、中継車のカメラを意識してコースに乗り出して手を振ったり。
コースに乗り出すと、走者と衝突しそうで非常に危険だ。
今回の場合は意図的に行われたけれど、意図的ではないにしても、こんな下らないコトでせっかく選手が積み上げてきたモノが台無しにされてしまうのが残念でならない。

この事件を受けて、今後開催される国際レースはやり難くなったのではないでしょうか。
日本でのレースはわりと警備が成されている方だと思うけれど、それでも万全とは言えないでしょう。
結局は、観衆との信頼関係に依存する部分が大きい。
それこそ、この前のアジア大会のように、その国の民度が試される。

それにしても、デリマ選手はよく持ちこたえて三着になりましたね。
そのスポーツマンシップに対して特別にメダルが贈呈されますが、最後まで諦めなかったスポーツマンの精神がオリンピック発祥の地アテネで観られたのは、不測の事態の結果とはいえ、意義深いものを感じました。
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by k_milliard | 2004-08-30 10:38 | 寸評


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