2004年 08月 07日

日本人が失ったモノ

フジ「FNNニュースJAPAN」
にて、アメリカ大統領選挙を取り上げていました。

その中で、ロック界の大御所、ブルース・スプリングスティーンが反ブッシュを表明している、と報じていました。
ブッシュ政権の転覆を目指すコンサートを開く、と宣言までしているらしいです。
スプリングスティーンといえば「Born in the USA」ですが、この曲は1984年の共和党全国大会のバックで流れていたとか。
この曲、たしかに保守系の共和党には打ってつけだったでしょうね。
それが今回、反ブッシュで共和党の敵になるとは、20年も経てば世の中変わるもんですね。

ところで、スプリングスティーンって、「アメリカの魂を歌うロッカー」というイメージが強いです。
それは「Born in the USA」の愛国的なイメージが強すぎるからかもしれません。
実際の話、この曲を聞いたアメリカ人はみんな熱いモノを感じたりするんでしょうか?
やっぱり、保守層の魂には響くモノがあるような気がします。
なんか、「魂=スピリッツ」っていうモノ自体がアメリカ人には合っているんじゃないかな。

で、アメリカの魂というなら、我が日本も、日本の魂という言い方が成り立つはずです。
「日本の魂とはなんぞや」と考えてみたんですが、例えばスプリングスティーンのように、魂を歌う歌手というのが今の日本にはいないじゃないですか。
サブちゃんとか演歌とが言っても若い世代には浸透していないし、ヒットした歌だからといってその歌が日本人の魂に響いているとは必ずしも言えない。
日本人の魂に響くモノ、というなら、ほとんどの日本人が共通して持つ何かに対してドーンと響かせるようなモノでなければならない。
ところが、どう考えても、今の日本には魂を響かせるようなモノが無いんですよ。
それは歌でもいいし何でもいいんですが。
しいて言うなら・・・富士山・・・くらいですかねぇ。

とすると、魂を響かせる具体的なモノが無いのではなくて、日本人に共通する価値観のようなモノ、つまり日本人の内面にこそ何かが足りないぞ、と。
何かあるモノを見て、
「そうそう、これこれ。やっぱり俺たち日本人だよね」
って言える感性が育っていない。
そう思えたわけです。

しかし、昔の日本にはそういうモノがあったんです。
現代の私たちには無い価値観・考え方・生き様が、確かにあった。
間もなく敗戦後60年が経とうとしていますが、そういうコトにも思いを馳せつつ、戦後とはなんだったのかを考えたいと思います。


以下のサイト、よろしければご覧になってください。

高砂義勇伝    [ 異国で眠る皇国の戦士 ]

高砂義勇兵
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by k_milliard | 2004-08-07 03:09 | 寸評


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