2004年 06月 05日

誰かの為に

今更ではあるが、年金の話題をひとつ。

昔のコトだけど、私が勤めていた会社を辞めた後の話だ。
2年ほど生活に余裕のない時期があったので、年金の支払いを休止させてもっていたことがあった。
ちゃんと役所で事情を話し、休止の申請をした。
私は今まで支払い要求がきたものには全て支払いを済ませているし、滞納の意思はない。
黙って逃げるようなコトはしたくない。
しかし、会社を辞めた直後の数ヶ月間については、年金の扱いがどうであったのか、自信がない。
つまり、厚生年金から国民年金にスムーズに移行できていたかどうか、かなり怪しい。
一度、調べてもらいたいと思っているけど、先日たまたま年金事務所をのぞいてみたら、エラい人でごった返していたのですぐに帰った。
また今度、暇が出来たら調べておく。

そんな過去があったので、過去に遡って支払える時限措置は、私にとってはありがたい。

ま、ちょっとキャスターの弁明じみた話をしてしまったけど、たしかに現行制度には様々な問題がある。
問題があるにはあるが、だからといってそれが年金の支払いを拒む理由にはならないように思う。

私の友人がむかし、年金を支払わない理由についてこう説明した。

「そのとき(自分たちが年金をもらえる年齢)になったら、(年金なんて)もらえないもん。」

当時の私は、「ふ~ん そうなのかな~」とあまり疑問に思わなかったけど、きっと友人は、

数十年先、百年先のコトなんか分からない。
そのうえ年金制度は実質破綻してるんだから、年金をもらえる保証なんてどこにもない。
だから払わない。

と言いたかったんだと思う。

しかし、先のコトは分からない、というのであれば、ちゃんともらえる制度に変わる可能性だってあるはずで、それがどうして悲観的な憶測だけでそう断言したのか。
それに、少しクサい言い方をすれば、これからの時代を作るのは私たちだろう。
それなのに、どうして早々に諦めてしまうのか。
見切りが早すぎる。

今、年金を払ってない人はどういうつもりなのか、その本当のところを知りたい。

年金の未納について、人ひとり個人の話に限っていえば、誰かが未納だからといって私には関係のない話だ。
税金を滞納しようが借金して夜逃げしようが、私がつべこべ言う問題ではない。
それこそ個人の勝手だ。
しかし、これを国のコトとして考えてみると、無視できない問題である。
つまり、現行制度では、現役世代がお年寄りを支えているコトになっているのだから、未納者が多ければそれだけ現役世代の負担がキツくなる。
この状態がずっと続けば、そうなる。
だから、制度自体に問題があるのは分かるけど、国民全体のコトとして考えてもらいたい。

本音を言えば、私は老後を国に面倒みてもらおうなんて考えてない。
自分のコトは自分でなんとかする。
その足しに年金があれば、それでいい。
行政サービスでお願いしたいコトは確かにあるけど、生活そのものまで国に頼ろうなどとは思っていない。
それでも、決められた年金を私は払う。
それが誰かの為になっていると考えれば、それだけでも払う意味はあるんじゃないか。
[PR]

by k_milliard | 2004-06-05 09:26 | 寸評


<< 北朝鮮と太陽政策      携帯しながらピース >>