2006年 06月 07日

本部と現地法人の関係

エレベーター圧死 メーカー強制捜査へ 制御ソフトに異常か(産経新聞)
--- 記事引用開始 ---
  東京都港区の港区住宅公社が管理するマンションのエレベーターで都立高校2年の市川
 大輔(ひろすけ)さん(16)が死亡した事故で、警視庁捜査1課は6日、業務上過失致死容
 疑で、エレベーターを製造した「シンドラーエレベータ」(本部・スイス、日本法人・江東区)な
 どを強制捜査する方針を固めた。警視庁はエレベーターの「ソフト」に問題があったとの疑
 いを強めており、製造元などへの家宅捜索は不可欠と判断した。
--- 記事引用終了 ---

この事故のニュースを聞いたとき、まさか制御系のソフトに欠陥は無いだろうと思ってました。
と言うのも、エレベータに限ったことではないですが、工業製品で制御系ソフトといえばその製品の核になるもので、製品化にあたっては入念にテストが実施されているものだからです。
特に、万が一の事故が人命に直結するような場合は、被害を最小限に留めるようなシステムにしているはず。
ところが、今回の事故の原因が制御系ソフトとなると、エレベーター製造メーカーにとっては致命的なミスと言えます。
少なくとも、この会社の同じタイプのエレベーターに関しては、同様の事象が起きる可能性が高いでしょう。
また、事故のあったエレベータはこれまでにもトラブルが頻繁にあったようですが、おそらく根本的な対策が全くとられていなかったから、このようなことになったんじゃないでしょうか。

製造元の「シンドラーエレベータ」は本部がスイスの会社ですか。
これは私の憶測ですが、日本で発生したトラブルの詳しい内容やその対策などのやり取りが、本部と現地法人との間で上手く機能していないんだと思います。
つまり、製品のトラブル情報が会社の中でたらい回しになり、抜本的対策を責任を持って行う人や組織が無いから、こんな事故が起きてしまったのでしょう。
だから、結論を出すのは早いですけど、この事故は「人災」だと思いますね。
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by k_milliard | 2006-06-07 11:37 | ニュース


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