2006年 05月 11日

♪ジェンダ~ アクダ~

上野千鶴子・東大教授らのジェンダー論著書150冊撤去 福井(産経新聞)
--- 記事引用開始 ---
  福井県が上野千鶴子・東大教授らのジェンダー論などの著書約150冊を、男女共同参画
 推進に不適切な内容との指摘を受け、県生活学習館の書架から撤去していたことが分かっ
 た。
 
  撤去されたのは、上野教授の「スカートの下の劇場」や福島瑞穂・社民党党首の「結婚はバ
 クチである」、蔦森樹・琉球大講師の「男でもなく女でもなく」など。
 
  福井県によると、県の男女共同参画推進員が「家族の解体を目指すなど内容が過激」と指
 摘する書籍リストを作り、撤去を要請。県が3月下旬、学習館の事務室に150冊を移した。同
 館は男女共同参画と生涯学習のための施設で、関連書籍約4300冊がある。
 
  県は「内容を確認するため一時的に書架から移した。確認後、早急に戻したい」としている。
 
  この問題で同県敦賀市の今大地晴美市議らは11日、西川一誠知事に抗議文を提出、県に
 住民監査請求した。
--- 記事引用終了 ---

ジェンダー論関連の書籍が撤去ということですが、まずジェンダー論から離れて考えてみたほうがいいでしょう。

ある施設にどのような書籍を置くのか、それを決めるのはその施設がどのような目的で運営されているのかが重要だと思います。
例えば、住民のために公開している地方自治体の図書館のような施設であれば、あらゆる書籍が貯蔵されているべきだと思います。
或いは、主に児童向けの書籍を貯蔵しているような学校の図書館であれば、児童に悪い影響を与えかねない内容の書籍が置かれることはないと思います。
単純に書籍の撤去と言っても、その施設がどのような目的で運営されているのかが大事であり、書籍が撤去された経緯もよく精査する必要があると思います。

で、あらためてこの記事を読んでみると、問題になっているのは福井県の県生活学習館という施設です。
この記事からは、この施設の目的は「男女共同参画と生涯学習のため」であることが分かります。
そして、撤去に至った経緯は、県の男女共同参画推進員が施設の目的に相応しくないと判断した書籍について撤去すべきと指摘したことがきっかけになっています。
たしかに、書籍の撤去と聞くと極端に言えば「焚書坑儒」や「発禁」「検閲」などという言葉を連想しがちですが、一番大事なのはその施設の目的に沿っているかどうかです。
今回、男女共同参画推進員からの指摘があったというのは、別の言い方をすれば書籍に「監査」が入ったようなものではないでしょうか。
これ自体、特に問題があるようには思えません。
目的にあった書籍なのか、そうでないかの判断があったと。
問題があるとすれば、撤去対象にリストアップされた書籍の妥当性でしょうか。
もし、書籍を撤去した行為自体が基本的人権に反する、などという主張で抗議されたのだとしたら、それは違うような気がします。

ところで、抗議している今大地晴美市議という方は、おそらく上野千鶴子氏に近しい人物ではないでしょうか。
自身も過激なジェンダーフリー思想の持ち主だからこそ、このような素早い行動に出られているような気がしてなりません。

それから、抗議された後の県の対応が弱くないですかねぇ。
「確認後、早急に戻したい」って言ってますが、男女共同参画推進員からの指摘についてはどう考えているのでしょうか。
戻すなら戻すで、それなりの見解を示すべきだと思うのですが。
これではまるで、市議の圧力に屈しているように思えます。


あ、それからそれから、今週末あたりのトーク番組で、この件に関して遥洋子が目ん球ひんむいて怒っている図を想像してしまったんですが・・・(笑
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by k_milliard | 2006-05-11 21:03 | ニュース


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