んなアホな!

nnaahona.exblog.jp
ブログトップ
2005年 12月 08日

食は新中国に在り

悠々チベット巡礼の食(朝日新聞)

まず始めに、カミングアウトから。
我が家では朝日新聞を購読しています。
理由は、妻がずっと朝日新聞を購読していて、現在の住まいに引っ越してきた時に長期契約をしてしまったからです。
で、もう一つカミングアウトします。
私は学生時代、産経新聞の配達で生活をしていました。
その恩義から、社会人になって新聞を購読するときは産経新聞でした。
だから、私が好んで朝日新聞を読むはずもなく(笑)、ただ契約が切れるまでの間、善良なる朝日ウオッチャーに徹しています。(笑)
唯一楽しみなのが、木曜日夕刊掲載の脚本家・三谷幸喜さんのコラムだけですね。
え?契約が切れた後はどうするかって?
出来たら産経新聞を購読したいですが、朝日新聞は二度と無いですね。
妻も、私の影響で長い眠りから目が覚めたので(笑)、朝日新聞がダメなのは理解しております。

前置きが長くなりましたが、朝日新聞編集委員の加藤千洋氏のコラム「以食為天」がネットで見れます。
その中の「悠々チベット巡礼の食」から。

--- 記事引用開始 ---
  新中国誕生後は各民族の「平等と団結」を国是としてきたが、
 なお漢族には少数民族に対する優越意識が抜きがたく存在す
 る。
--- 記事引用終了 ---

冒頭の「新中国」は、新しく生まれ変わった中国という意味なのでしょう。
「新中国」は、何が新しくなり何が変わらなかったのかを聞きたいところですねぇ。
で、中国の問題点として漢族の少数民族に対する優越意識を指摘していますけど、それだけ?
漢族っていうか、中国共産党政府が民族浄化・同化政策で少数民族を弾圧している、と言う方が正確かと思いますが。

それから、もっとも気になる部分がこれ。

--- 記事引用開始 ---
  居間には金色に輝く祭壇がでんと置かれ、一家の厚い信仰心
 がわかる。5体の仏像の横に、中国政府が「分裂分子」と批判
 する亡命中のダライ・ラマ14世の小さな写真が1枚あるではな
 いか。
 
  これは禁止されているのではと聞くと、主人の答えはこうだっ
 た。
 
  「公共の場所ではまずいが、信仰の対象として家の中な
 ら……」
 
  主に栽培する裸麦の粉は、・・・
--- 記事引用終了 ---

一家の厚い信仰心の話がブツリと終わり、次の麦の話に変わっています。
で、笑えるのがこれ。

> 亡命中のダライ・ラマ14世の小さな写真が1枚あるではないか

な~にが「あるではないか」だよ。(爆笑)
加藤氏、ひょっとしてこのことを当局に通報した?
この一家、当局に摘発されて財産没収、翌日には存在すらしなかったことにされてたりしてね。
もしそうなら、加藤氏はこうやって各地を水戸黄門のように周遊しながら分裂分子の摘発に精を出していたことになりますが。
水戸黄門ならぬ、「見つけたら拷問」ですな。(ちょっと苦しいか;)

--- 記事引用開始 ---
  80年代半ば以降、北京や上海など19の省の小、中、高校に
 「チベット班」という特別学級が開設された。そこで1万人以上の
 チベットの少年少女が学んでいる。大学を終えてから故郷に戻
 り、発展のために働くシステムで、中国政府の民族政策の一環
 という。
--- 記事引用終了 ---

その「民族政策」について、加藤氏はどう思っているのでしょうか。
良いとも悪いとも書いてないけど。
コラムの性格上仕方ないけれど、全体を通して事実を紹介しているようでいて、どれもこれもその実態がよく分からないですねぇ。
これは報ステでも同じで、古館から話を振られても、だいたいの場合が「どうなんですかねぇ」と自分の考えを明確にせずにお茶を濁して終わり。
あれはきっと、中国での体験が体に染み付いてしまっているからじゃないでしょうか。
つまり、少しでもマズいと思える話題のときには態度を明確にしないでその場をやり過ごす。
処世術とでもいうのか。
加藤氏って、そういう人だと思います。
このコラムも、そんな中国痛・・・もとい、中国通の加藤氏らしさが満載って感じで、グーです。(笑)
[PR]

by k_milliard | 2005-12-08 14:13 | 寸評


<< 意地でも食べたるか      お互いの協力 >>