2005年 09月 08日
埋没する拉致問題=家族に危機感-横田夫妻ら応援に奔走【05衆院選】(Yahoo!ニュース 時事通信) > 郵政民営化、年金、政権選択…。本格的な論戦が始まった衆院選で、北朝鮮による拉致問題は > ほとんど話題に上らない。外交交渉は途絶え、拉致被害者の家族会が求める経済制裁も実現の > 見通しが立たない。「どれだけの国会議員が自分の問題として考えているのか」。家族らは危機感 > を募らせている。 > 家族会は特定候補の応援はしないが、拉致問題に積極的に取り組んできた超党派の拉致議連 > 役員については、メンバーが個人で応援している。 > 早紀江さんは「本当に大事な問題なのに、多くの候補者が拉致問題に触れないのが不思議でな > らない」と話した。 珍しく2ちゃんねるを覗いてみると、横田さんたち家族会の方が拉致議連の候補者の応援をしていることに対して批判的な板が立ってました。 まぁ、2ちゃんねるに書かれていることでいちいち反応しててもしょうがないので気にしてませんでしたが、ここ数日、同様に批判的な意見のブログをチラホラと散見しました。 「釣り」や「工作員」の可能性も含めていろいろ考えましたが、家族会の方々に冷ややかな態度が日本の大勢を占めていると思われてはいけないので、書かせてもらいます。 本来であれば、国民の代表者である全ての国会議員が、国の存亡に関わる重大案件である「北朝鮮による拉致事件」を真剣に討議すべきでしょう。 しかし、残念ながらこの問題に熱心に取り組んでいる議員は一握りです。 被害に遭われているご家族にしてみれば、少しでも親身になって国政の場で取り上げ発言してくれる人に当選してもらいたいと思うのは当然です。 いや、ご家族が候補者の応援演説として高台に上がりマイクを持たなければいけない状況にした国、及びその主権者たる国民こそ批判されるべきでしょう。 それなのに、横田さんが信頼している候補者の応援をすると、どうして批判されてしまうのか? 私だったら、そんな国や国民に絶望してますよ。 批判的な人の立場に立って考えてみましたけど、どうやってもその心情は私には理解できないです。 今回の選挙にしても、行財政改革を争点にするのはいいけど、拉致事件に触れている人は僅か。 国会議員がその程度ってことは、国民もその程度ってことですか? これは、多くの人にとって拉致事件はどこか遠い世界の「可哀想な話」でしかない、という現状を表しているのでしょうか? 郵政民営化法案を通そうとしている小泉政権を優位にするために米国が巨額の広告費を投入したという話がありましたが、拉致事件においては北朝鮮からある程度の工作資金と要員が投入されているのでしょう。 横田さんに限らず、最近特に家族会へのバッシングが目立つように思えます。 そんな北朝鮮の工作活動に惑わされてはいけません。 家族会が孤立しない世論を作り、国政に反映させていく、そんな選挙にしたいです。
by k_milliard
| 2005-09-08 10:50
| 拉致事件関連
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