2005年 08月 30日

危険な大阪弁

その土地に馴染みのある方言は、当然ながらそこに暮らす人々の心情に入り込み易い。
私なら標準語とか他の土地の方言で訴えかけられるよりは、当たり前のように大阪弁で言われたほうがシックリくる。

さて、大阪10区、S民党から出馬のT元氏。
(公示後なので念のため政党と氏名をイニシャル表示にしておきます・・・って、こんな弱小ブログで明言したところで何の影響もないでしょうけど;)
彼女が話す言葉は・・・おそらく大阪弁の一種であろう、と推測される。
ただ、私が聞く限りでは、彼女の大阪弁のイントネーションはおかしい。
なんというか、ワザと大阪弁を強調しているような、どことなく不自然な印象が強く残る。
いわば、戦略的に大阪弁のイントネーションを強調しているフシがある。
だから、私が聞くと違和感のある彼女の演説だけど、一応「地元言葉」としての大阪弁による演説は、かなりインパクトが強いように思う。
例えば「絶滅危惧品種(=S民党)やから大事にせなアカン」と彼女が言ったような場合、冷静に聞けば論理的ではない理屈であっても、あのイントネーションで強く言われると大阪弁の周波数が合うという理由だけで「なるほど」と思ってしまう、そんな力がT元氏の言葉にはある。
「なんだか、理屈じゃなくてシンパシーを感じる」
きっと、彼女に投票する人の多くは、あの独特な話し方にヤラれてしまっているように思う。
その点だけで考えれば、T元氏は政治家向きと言えるのかもしれない。
しかし、彼女の場合、政治家というよりも活動家・煽動家といったほうが相応しいだろう。
デモ隊の先頭で、マイクや拡声器を片手に群集を煽る。
T元氏の大阪弁は、そんな状況でこそ威力を発揮するに違いない。
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by k_milliard | 2005-08-30 12:15 | 寸評


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