2004年 04月 06日

日本人の覚悟

日本が自衛隊をイラクに派遣した。
実態は、日本軍の派兵である。
これをもって日本の戦後は終わり、新しい時代の戦争に突入した。
田原総一郎も朝ナマでそう言っていた。
つまり、私たちは既に戦中の人間になってしまったのだ。
もう「戦争を知らない子供たち」というフォークソングは過去のモノになってしまった。

日本がこの道を選択した原因の分析や為政者の批判はここでは述べない。
ただ私が思うのは、日本人としての覚悟のコトである。

個人のレベルでは派兵に賛成・反対、いろんな意見がある。
しかし、他国から日本を見たトキに、イラクへの派兵は日本人の総意として行われた、と思われて当然である。
従って、日本人が国際化とか異文化コミュニケーションとか言うのであれば、
「今、我々は戦争に参加しているんだ。」
という自覚が必要ではないか。
嫌でも仕方なくでも、理由なんか関係ない。

綺麗な服を着て美味しいモノを食べて、
「年金なんか払わなくてもいいや」
などと気楽に毎日を過ごせていたとしても、イラクで人が死んだニュースをテレビで見て、
「戦争なんか止めたらいいのに」
と言ったところで白々しいだけだ。
他国の人から笑われてしまう。
そんな主体性の無い人は信頼も尊敬もされないだろう。

国の責任、為政者の責任はある。
だが、それだけを言っていてもダメだろう。
個人のレベルでも覚悟が必要だし、責任もある。
だって、日本の主権は国民にあるんだから。

とにかく、イラクへの派兵をきっかけに、これまで日本に好意をもってくれていた国や地域の人から信頼されなくなるかもしれない。
そのことだけでも覚悟しておいたほうがいい、と私は思う。
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by k_milliard | 2004-04-06 14:56 | 寸評


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