2004年 10月 08日

戦争したくて軍隊に入るのではない

私が今までに知り合った人の中に、軍隊の関係者が三名います。

一人目
私が一度だけ韓国に行った際、年末年始だったこともあり帰省していた空軍の訓練兵と会って話をしました。
話といってもお互い言葉が通じなかったので、日本語を話せる別の親戚が通訳をしてくれました。
彼は私とほぼ同年代で、戦闘機のパイロットになるために日々訓練に励んでいるとのことでした。
そのときの会話で今でも覚えているのは、
彼曰く「ヘリコプターは翼が無いから危ない」
とのことでした。
兵役義務ではなく、軍人として一人前の戦闘機乗りになろうとしているだけあって、同じ年頃とは思えないほど落ち着いた人でした。
彼と会ったのはこれが最後で、数年後、訓練飛行中に墜落事故により亡くなったと聞きました。

二人目
この人とは彼が高校在学中に知り合いだったのですが、卒業後に海上自衛隊に入隊しました。
詳しくは覚えてませんが、たしか艦船上で整備を担当していたはずです。
彼は背が高くがっちりしていて高校球児のようなタイプ。
素直で礼儀正しい人でした。

三人目
この人も彼が高校在学中に知り合いで、卒業後に防衛大に入学し、現在は海上自衛隊で全国を転々としているみたいです。
彼とは高校卒業後にも何度か会いました。
彼は頭も良く、文武両道というのがピッタリな感じの人でした。
最後に会ったときに、私は彼に、
「自衛隊のことをいろいろ言う人がいるけど、僕は誇りに思ってるよ。頑張って、応援してるから。」
と言いました。
彼は、自衛隊に批判的な言説があることも重々承知しており、そのことに反発することもなく、言わば右とか左とか関係なく、純粋に日本を守るんだという志を語ってくれました。

この三人は、当然かもしれませんが、自ら軍に入隊するくらいなので、贔屓目に見ても同年代の人と比べて礼儀正しいし非常に真っ当な人間でした。

辻元清美氏が参院選に立候補した理由の一つとして、日本が「戦争のできる国」になろうとしている現状に危機感を抱いたから、らしいです。
私が思うに、私が知り合ったこの三人は戦争をしたくて軍人になったのではないと思います。
国を守りたい。
突き詰めたらそう言うことでしょう。
不幸にして戦争になることもあるかもしれないけど、彼らの存在そのものが他国からの攻撃を抑止し国を守ってくれているんだと思います。
消防士や警官もそうだろうけど、いざというときに軍人は命を張って私たちを守ってくれる尊い人なのです。
その志に敬意を払い、任務に就くときには「行ってらっしゃい」と応援し、帰ってきたときには「おかえりなさい」とその労をねぎらう。
それは私たちが最低限とるべき態度ではないでしょうか。
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by k_milliard | 2004-10-08 13:26 | 寸評


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