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んなアホな!

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2004年 09月 17日

マイノリティグループ イン ジャパン

「007」ロケを北海道で(デイリースポーツ)

>  人気スパイ映画「007」シリーズのロケを誘致しようと、同シリーズ小説の最新作
> 「赤い刺青(いれずみ)の男」(レイモンド・ベンソン著)の舞台になった北海道登別市
> で署名活動が始まった。クライマックスの主要国首脳会議(サミット)会場として登場
> する瀬戸内海・直島がある香川県はすでに誘致活動を進めており、協力して英国の
> 制作会社に働き掛け、実現を目指す。

私は日本が大好きだけど、日本を「単一民族」と表現することには少々抵抗があります。
国民のほとんどが「大和民族」だとしても、北海道のアイヌ民族と沖縄の琉球民族がいるからです。
たとえそれが少数であったとしても、混血が進んでその民族性が薄れてたとしても、単一民族と言い切ってしまうには少し無理があるんじゃないかな。
そのすべてをひっくるめての「日本人」ではあると思います。
それは旧ユーゴスラビアの例をだすまでもなく、チャイナだってすべてが漢民族ではないのと同じです。

ただ、私がこう言ったからといって誤解して欲しくないのは、私のように他の国から来て住み着き帰化したような者まで、日本の一民族になるとは全く思ってませんから。
たしかに、現在日本に住むいわゆる「在日(朝鮮国籍の永住者とします)」は約60万人(だいたいこれくらいだったと思う)いて、帰化した者まで含めたら人口の数%を占めてしまうかもしれません。
だとしても、日本人の中に朝鮮民族が含まれるなどと考える人はいないでしょう。
それは、日本国籍ではない者はしょせん外国人にすぎない、しかも日本に定住し始めたのがつい100年前だからです。
もっとも、韓国が日本の一部だった時期は、当然日本人の中に朝鮮民族も含まれていたことになりますが。

さて、映画「007」シリーズの舞台が北海道になりアイヌ民族が描かれたとしたら、これは画期的なことのように思います。
日本が世界にどれほど認知されているのか分かりませんが、より日本ことを知ってもらう良い機会になるかもしれません。
ただし、前回日本が舞台となった「007は二度死ぬ」のような「あぁ、勘違い」だけは御免こうむりたいですね。

by k_milliard | 2004-09-17 17:18 | 寸評


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